ここでは、プログラミングスクールの「侍エンジニア塾」について、利用するメリットやデメリット、さらに開講しているコースについて解説していきます。
この記事を読めば、侍エンジニア塾を利用することでどのようなメリット、デメリットを感じるのか、どのようなコースがあってどのような内容なのか理解できます。
現在、どのプログラミングスクールを選べばよいのか悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
侍エンジニア塾で学ぶメリット・デメリット
まずは、侍エンジニア塾を利用することで生じるメリット、デメリットについて解説していきます。
メリット
侍エンジニア塾で学ぶメリットは5つあります。
現役エンジニアが専属マンツーマン指導
1つ目のメリットは。現役のエンジニアが講師を務めており、マンツーマンで指導してくれることです。
プログラミングの勉強においては、一回見聞きしただけでは理解できないような点が多く含まれています。これらをすべて理解し、プログラミングスキルをフルで活用しているエンジニアであれば、初心者にも分かりやすく説明できます。
また、マンツーマン形式の指導を採用しており、学校の授業のような講義形式を一切していません。講義形式だと、講師から受講者への一方通行になりがちで、受講者が真に理解しているとは限らないからです。マンツーマンであれば、講師と受講者間の双方向コミュニケーションによってしっかり理解できます。
自分専用のカリキュラムが組める
2つ目のメリットは、自分専用のカリキュラムが組めることです。
通常、プログラミングスクールのカリキュラムは、プログラミングスクール側が作って、受講者がそれにのっとって学習を進めていきますよね。
しかし、侍エンジニア塾では、学習開始前にカウンセリングを行い、自分がどのような知識、スキルを身につけたいのかによってカリキュラムを組むシステムを採用しています。
受講者全員に同じカリキュラムを設定した場合、受講者にとって必要のない知識を余計に教えてしまったり、逆に教えるべき知識を教えられなかったりといったことが起きがちです。このような差を埋めるために、受講者一人ひとりに沿ったカリキュラムを作っているのです。
オリジナルサービスに費やす時間が長い
3つ目のメリットは、オリジナルサービスの開発に費やす時間が長いことです。
通常のプログラミングスクールのカリキュラムは、最初にプログラミング言語の基礎的な学習をこなしていき、最終課題として、オリジナルのサービスを一から作成していく流れになっています。
侍エンジニア塾では、最終課題にあたるオリジナルサービスの開発が全体の半分ほどを占めています。
プログラミング言語の知識を得ることがプログラミングスキルの取得と思われがちですが、実際はプログラミング言語を利用して「サービスを開発する」能力こそが、プログラミングスキルであるという侍エンジニア塾の考えにあります。
したがって、オリジナルサービスの開発を重視しているのです。
転職成功で受講料無料(転職コース)
4つ目のメリットは、転職成功すると受講料金が無料になることです。実質無料でプログラミングスクールを利用できるのは大きなメリットですね。
具体的には、受講開始時にはデポジット入金として、入学金29,800円と受講費の10%を支払う必要があります。その後、学習、転職活動と進めていき転職が成功した場合には、支払った費用が全額手元に帰ってきます。
注意点として、この全額返金は侍エンジニア塾が紹介した企業に転職できたケースでのみ適用となります。
最短1ヶ月でエンジニア転職を目指せる(転職コース)
5つ目のメリットは、最短1カ月でエンジニアとして転職できることです。
転職活動するとなると、2カ月や3カ月と期間がかかります。侍エンジニア塾では、プログラミングのスキルを取得しながら転職活動していけます。学習と転職活動を並行できるのは大きなメリットですね。
それに加えて、比較的短期間でエンジニアとして転職できるための支援も充実しているので、受講者は余計な負担もかからずに転職活動を進められます。
デメリット
続いて、侍エンジニア塾を利用するうえで生じるデメリットについて、2つ解説します。
プログラミング仲間ができない
1つ目のデメリットは、プログラミング仲間ができないことです。
基本的に侍エンジニア塾のカリキュラムは、一人で進めていくものになっています。また、オンライン学習でかつマンツーマン指導のため他の受講者と接する機会はほとんどないといってよいでしょう。
マンツーマンなので講師との相性がある
2つ目のデメリットは、講師との相性があるところです。マンツーマン指導を採用している侍エンジニア塾ですが、ついてくれる講師の性格によって、相性の良し悪しが生じることに注意してください。
ただし、希望を出せば講師を変更することは可能です。
侍エンジニア塾のコースと料金
ここからは、侍エンジニア塾で開講されている3つのコースについて解説していきます。
スタンダードコース
1つ目はスタンダードコースです。
事前のカウンセリングによって決めたプログラミング言語について、一からオリジナルのサービスを開発することで、プログラミングスキルを身につけるという内容になっています。学べるプログラミング言語は、PHP、Ruby、Java、Swiftなど幅広く対応しています。
スタンダードでは、デビュープラン、アドバンスプラン、エキスパートプランの3プランが存在し、それぞれに料金が設定されています。
デビュープランでは社会人168,000円、学生151,200円、アドバンスプランでは社会人438,000円、学生372,000円、エキスパートプランでは社会人698,000円、学生558,400円となっています。加えて、入学金として29,800円が必要となります。
AIコース
2つ目のコースは、AIコースです。
プログラミング言語の一つでAIの分野で広く利用されているPythonの学習から始まり、画像認識、機械学習、自然言語処理といった、AIにまつわるさまざまな技術について、実際に開発していきながら理解を深めていくという内容になります。
これからもAIの研究、開発が盛んになるなかで、AIについて学べるプログラミングスクールはそれほど多くありませんので、チャンスですね。
こちらは、アドバンスプランとエキスパートプランが存在しており、アドバンスプランでは社会人580,000円、学生493,000円、エキスパートプランが社会人980,000円、学生784,000円になっています。加えて、29,800円の入学金を支払う必要があります。
転職コース
3つ目は、転職コースです。
その名の通り、エンジニアとしての転職成功に特化したコースとなっています。プログラミング未経験者でも1カ月から3カ月という短期間で、現場でも通用するプログラミングスキルを身につけることを目的としています。
こちらも、アドバンスプランとエキスパートプランが存在し、料金はアドバンスプランが128,000円、エキスパートプランが256,000円、共通して入学金が29,800円となっています。
しかし、先述したように転職コースにおいては、転職が成功した場合に支払った料金の全額が手元に帰ってくるようになっています。ですので、実質無料で利用することが可能になります。